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多次元テキスタイル複合材料
スマート材料
多機能ナノコンポジット
現在の研究室人員構成は,倪教授のほかに,短期訪問学者3名、博士課程16名,修士課程13名,学部生5名,研究員2名,研究生2名からなる総勢約41名の所帯である。
研究分野は,材料工学,特に複合材料全般の開発,性能評価並びにその応用研究であるが,主な研究領域として。
多次元テキスタイル複合材料の開発と応用
2.5次元及び3次元織物構造の開発及びそれを用いた構造用複合材料部材を開発している。材料構造の軽量化、高強度化を目指している。面内強度のみならず、板厚方向の層間強度を大幅に向上できる。さらに防音機能、電磁波遮蔽機能など多機能性の賦与が可能である。
スマート材料・構造の開発と応用
形状記憶ポリマー材料をベースに、スマート材料の研究開発を行っている。温度刺激や電場作用による駆動センサ材料の開発、アクチュエーターとしての駆動メカニズム、さらに柔軟型アクチュエーター材料(人工筋肉)の研究開発及び圧電センサー材料の開発を進めている。
多機能ナノコンポジットの開発と応用
ポリマーベースとし、各種ナノフィラーとの複合化による多機能ナノコンポジットの研究開発と応用を行っている。ナノフィラーとして、カーボンナノチューブ(CNT)、グラフィンシート(GS)、銀ナノ粒子、コバルトなどが用いられ、半導体材料や基板材料、さらにコーディング材料として応用研究が進められている。
また、機能性ナノファイバの開発、材料・構造物のヘルスモニタリングと損傷評価、超音波測定による材料物性、材料・構造の力学解析とシミュレーション等も進めており、材料の創製から物性評価まで一貫した研究を行っている。
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